代表河村の日々

【第1回】ソーシャルビジネスを起こして1ヶ月。色々想うことがある。【代表河村の日々是好日】

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あっという間に1か月が過ぎた。

慌ただしく、毎日いろいろ動き回った感がする。

営業、事務、契約管理、広報、採用、総務等あらゆることを行っている。

いろいろな学びがあった。

驚き、疑問、矛盾、発見、今後のビジネスに繋げていきたい。

ところで、自分がなぜ会社を興し、どう発展させていくのか、それはどのように人のお役に立てれるか、地域との共生や繋がりが出来て、ビジネスモデルが確立できるかにあると思う。

ソーシャルビジネスとは、

その定義としては、社会問題解決を目的とした事業で、最大の特徴は、寄付金などの外部資金に頼らず自社で事業収益を上げることで継続的な社会支援を可能にしていること。

では実際、身近な社会問題を考えてみると、

私たちLAGOMが直面するのは身体介護や生活援助を必要とする高齢者に従事する介護職員、看護職員の不足だと思っていた。

コロナ禍のもと、訪問介護に従事するヘルパーが圧倒的に不足しているとマスコミに書かれたり、多くの介護従事者から全然足りていないと言われて、私自身会社を興したのだが本当にそうなのか? 

私はこの1か月100名程のケアマネージャーさんを訪問した。

身体介護を必要としている人と契約したのは1名のみ。

あとは要支援者が必要とする介護予防・日常生活支援総合事業における生活支援型を依頼されるばかりである。

単純に報酬単価が低く、訪問介護の事業所はこれでは経営は厳しい。

いきいき支援センターと社会福祉協議会と隣接する区の介護保険事業所はやりたがらない。

「赤字になるので、私たち出来ないのよ。」こんな調子だ。

いきいき支援の担当者は新規参入の事業所が挨拶に行くと、「生活支援型はやっている?」とこの質問をする。「名古屋市から生活支援をやってもらえるようにしないと、締め付けが厳しいのよ」こんな会話である。

介護保険制度の有り方に疑問を感じてしまうし、誰も何も言わないのか?

これでは介護事業所がどんどん廃業していくし、訪問介護に新規参入する企業なんて現れない。

それでも、高齢者問題は待ったなしである。2025年はあっという間に来る。

では、ソーシャルビジネスを考えると、私は何ができるのか?

高齢者の訪問介護に向かうか、全く違う方向へ進むのがいいか、それとも7月に始めた障害福祉サービスに重点を置くのがいいのか、これからの舵取りを考えると命取りになってしまうかもしれないので、慎重に考えなければいけない。

ただ、この1か月ちょっとで沢山の現場の声も聞けた。

特に障害福祉サービスでは多くの問題を抱えている。

重度訪問介護でのケアは圧倒的に人材不足であるし、障害者の人たちが学校や就労所へ行き来するための移動支援も本当に人が足りていない。

何とか解決したい問題なのだが、これもいくつかのハードルがあって難しいとされている。

ただ、アイデアはある。

リタイアされた看護師や子育てで一時休業されている潜在看護師にケアに入ってもらうこと。そうすることで、重度のお子さんのケアをされているお母さんの大きな助けとなる。

あと、若い人たち、大学生の時間活用である。移動支援に集中する時間、8時から9時と16時から17時に、学生が大学に行く前や授業が終った後に、学校の近くや住居の近くでガイドヘルパーとして、効率よく移動支援を行うことは可能だ。資格や賃金の問題をクリアすれば、看護学生の人たちは社会貢献や地域貢献活動に興味を持っており、広く普及してくれれば、社会課題の解決にもつながる。

まずは、そこから進めていこう。多くの人に伝え、賛同してもらい、実践していく。

考えて、修正して、より高いものを目指して動いていこう。

代表社員 河村